アックス Axe あっくす
斧のこと。薪割りには欠かせない道具のひとつ。薪割りようには刃の厚いものを利用し、アックス頭部の重みを利用して割るのがコツ。大き目の薪を割るために使う質量がある大型のものと、焚きつけ用の薪を割るための小型の手斧を用意しておくとベスト。
一酸化炭素中毒 いっさんかたんそちゅうどく
不完全燃焼により一酸化炭素が発生して体に障害がでること。
薪ストーブは密閉空間での燃焼であり、排気は外部につながっているため一酸化炭素中毒にはならないと考えられる。
※厳密には中毒ではなく、ヘモグロビンと酸素の結合を阻害ししまうために酸欠状態になることを指す。
一次燃焼 いちじねんしょう
主に暖炉・ストーブ内で、薪を燃焼させている状態のこと。この状態では、薪が完全燃焼することは少ない。燃え切れなかった可燃性ガスを集め、空気を混ぜることで再燃焼させるシステムになっていることが多い。
鋳物(鋳鉄)いもの
薪ストーブの素材として現在主流。 デザイン製に優れている。 鋼板よりも保温性に優れているが、急激な温度変化に弱い。 ひび割れなどの可能性がある。
ウォーミング・シェルフ Warming shelf うぉーみんぐ・しぇるふ
薪ストーブ上部やクッキング・ストーブのグリル脇などにある、小さな棚上の部分。余熱を利用して料理を保温したり、さらに棒状のパーツを用いて手袋などの小物を乾かしたりするのにも使う。
ウォール・プロテクター Wall protector うぉーる・ぷろてくたー
室内の壁際に薪ストーブを設置する際には、壁が高温になるのを防ぐために炉台をストーブの背後と壁との間まで延長させるが、この部分のことを指す。おもに炉台と同様の素材でつくられ、耐火れんがや耐火ブロック、カルチャード・ストーンなどが用いられる。
エア・カーテン・システム Air curtain system えあ・かーてん・しすてむ
ドアのガラス窓が曇らないよう、ガラスと火の間に空気を循環させる仕組みのこと。煤もつきにくい。
エア・コントロール Air control えあ・こんとろーる
薪ストーブに取り入れる空気の量を調節する機能。一般に、着火するときは全開に、ゆっくりと燃やしたいときは絞り、消化するときは閉じる。
エア・タイト・ストーブ Air tight stove えあ・たいと・すとーぶ
密閉構造ストーブ。ローディング・ドアが付いており、ドアや窓ガラスなどの継ぎ目にはグラスファイバーなどのガスケットが詰められている。ドアを閉めれば密閉される。密閉されることにより空気の調整が容易なので、少ない燃焼で運転できる。
煙道内火災 えんどうないかさい
煙筒内部に大量に付着したタールに引火する煙突内部の火災のこと。十分に乾燥された薪を使用することと、定期的に煙突掃除をすることが大切。
煙道火災 えんどうかさい
煙道内火災と同意
煙突 えんとつ
薪ストーブから排出された空気を、安全かつ確実に屋外に排出するためになくてはならないもの。ストーブから壁や屋根を貫通してトップまでの間、すべてを指す。適切な排気を行うためには、ストーブの機種にもよるが最低4~6mの垂直な煙突が必要とされる。設置位置、形状、構造により、薪ストーブの燃焼を左右する重要なアイテムである。
煙突掃除 えんとつそうじ
薪ストーブを利用する上で欠かせないメンテナンス作業。
ススやタール(クレオソート)などを除去するための作業。
煙突の太さに合わせた用具で清掃する。年に1~2度程度は行う。
おき火 おきび
薪ストーブ内で燃焼している薪の炎が安定し、薪が炭化しながら燃える真っ赤な部分のこと。火が完全に安定している状態なので、この状態を保持して継続運転するのがよい。さらに新鮮な空気を送りつづければ火は燃え上がり、逆に空気を遮断すれば、炭が残る。
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